2001年 釣行記




 2001年1月13日(土)
    岡山県西粟倉村大茅  ヤマメ荘にて

  ここ数年、竿初めには、ここ岡山と鳥取の県境のヤマメ荘に行っている。もちろんこの時期の渓流釣りは、禁漁期間である。だからもっぱら、管理釣り場でアマゴを相手に遊んでいる。
      

 確かに源流の天然物の岩魚を狙う釣りとは、同じサケ科の魚を釣るにしても、全然別物である。石積みで仕切られた川に、バケツでザァーッと放流してもらって、イクラやブドウ虫といった餌で釣るのは、非常に釣趣に欠ける。というか、これを渓流釣りとは恥ずかしくて人には言えない。言ってみれば大人向けの金魚すくいである。(ちょっと言い過ぎかな?) 釣れる魚はもちろん養殖物で、天然物とは別の魚と考えた方がいい。ちなみに食べ比べてみたら、同じアマゴでも、歯ごたえと甘みがまるで違う。だからこそ解禁を待ちわびるのである。


 ところで、それなら何で正月から行くねん、という批判の声が聞こえそうである。そりゃもっともだ。でも、管理釣り場には管理釣り場なりの楽しみ方があるのです。


 まず第1に、必ず釣れる。そりゃ、人によって数の違いはあるが、まあそこそこは釣れる。その数にしても、居残りを見つけて、放流してもらった以上に釣ることもある。

 2番目には、仲間と親睦ができる。たしかに目を三角にして、必死に数を競う輩もいるが、そこそこ釣ったら焚き火にあたり、酒を酌み交わす者も多い。釣ってすぐに焼いて食うのも良し、鍋を持ち込んだり、バーベキューをしたりと、アウトドアライフが楽しめる。私も一度、長男を連れていったら釣りや火遊びに夢中で、きゃっきゃと喜んでいた。源流釣りでは一人が一本の川に入るので、行き帰りの車中以外は、あんまり話をすることもできない。

 3番目には、釣れるから土産ができる。もちろん養殖魚だから、だいたい型がそろっている。私たちの釣りはキャッチアンドリリースとは対局にあるもので、釣った魚はみな食べる。そして食べるからには、おいしくいただきたい。だからこそ、料理にも凝る。 塩焼き・唐揚げ・天ぷら・甘露煮・薫製・煮付け・・・・・。 だから型がそろっていれば、料理しやすい。

 ほかにもいろいろ理由はあるが、釣行記でなくなりつつあるので、ここら辺でやめておく・・・・・。



    
 今年も例年通り、仲間8人と出かけた。15匹ほど釣ったあたりで、私は宴会に切り替えた。友人の一人があの『八海山』をもらったといって、差し入れしてくれた。私を初め、飲んべえ3人がそれに群がり、冷やであおり、鍋で燗をしてぐいっとやり、果ては料理酒代わりに鍋にも入れ、あっという間に無くなった。さすがにすばらしい喉ごしである。端麗な切れ味は、やはりそんじょそこらの酒とは比べものにならない。あとの酒が飲めたものじゃなかった。


  その後またちょっと釣っては飲み、またちょっと釣っては食いで、正月の釣りらしい楽しみ方ができた。結局、25匹ほど釣ったと思うが、正月早々、嬉しいことが2つあった。1つは私の釣果が、翌日のサンケイスポーツに載ったのである。これはヤマメ荘のご主人の厚意と思うが、嬉しいものである。2つ目は、わずか5〜6センチぐらいのアマゴが釣れ、それを生かして持って帰ってきたところ、元気に水槽で泳ぎ回っている。以前に奈良県の天川村で釣った25センチのアマゴを飼っていたことがあったが、なかなか餌付けが難しかったのに、このチビアマゴはミミズをぱくぱく食ってくる。新年早々、かわいい 家族が増えた。


 

水槽の中のチビアマゴ


     
次は釣行記らしい文章を載せます。あしからず・・・・・。




戻 る

 

トップに戻る


釣れても
釣れなくても

ツーリングクラブ
【男神】

酒 と 肴

  自転車に乗って

おっちゃんの独り言