やっと・・・・。
 
                                        




 4月29日に釣りクラブの会合があり、それが終わった後、鳥取へと向かった。 なんとこの3連休は、私が自由勝手に使っても良いことになっている。本当にこんなことがあっていいのだろうか? 日頃「鬼」と呼んでいる我が嫁さんにも、時として「仏」に変わる瞬間があるようである。 だがどうも気色悪い。いったいどんな魂胆を持っているのだろうか? まあ後のことを考えたら躊躇してしまうが、こんなチャンスは滅多にないし、今後2度とないかもしれない。だから気の変わらないうちにと家を飛び出し、できるだけ遠くへ離れることにする。


 翌4月30日、早朝からある河川の源流部へと向かう。以前から気になっていた河川なのだが、かつて何本かイワナを釣ったことがあるが、ごく狭い範囲のところだけであった。というのは車が入れるところから実際釣りができるのはほんのわずかな区間であり、すぐに魚止めの滝に遮られてしまう。その下流はずっと崖になっており、川へ降りる道はない。ということでその滝の上流と、今まで釣ったところの下流はいったいどうなっているのか、興味津々であったが、この機会にそこを探検してみることにした。


 まずいつものところに竿を出す。アタリはない。ポイントを変えて釣り上る。またアタリはない。 今年は長く暗いボウズ街道をまっしぐらに歩んでいるので、いやな予感が頭をかすめる。そして魚止めの滝が間近に迫った時、やっと待望のアタリ!があった。引き具合からみて決して大物ではないが、魚には違いない。抜きあげて見ると小さいながらも待望の、待ちに待ったイワナ君であった。18センチ級の小物だったが、きれいな姿をしたまぎれもないイワナである。オレンジ色の斑文が美しく、白い斑点がやや大きいなあといった印象を受けた。今シーズン第1号である。小物なのでリリースしてやったが、写真だけはしっかりとデジカメに収めた。


今シーズン第1号 絶好のポイント! 左のポイントにいたイワナ


 その後気になっていた下流部分へと釣り下がる。魚に気づかれないようにと、慎重に下流へと釣り下がって行く。魚は上流を向いて泳いでいるので、上流から下流へと向かう場合は気づかれやすい。慎重に慎重に・・・、と思えば思うほどヘマをやらかし、絶好のポイントにドボンと石を転がしてしまって魚を散らせてしまったり、我ながら鈍くさいなあと思う場面が多々あった・・・。


 そんな矢先、ここぞと思われる絶好のポイントに出くわした。ここにおらんかったら他におるはずがない、と期待に胸をふくらませながら、そっと竿を出す。最初は何の反応もなかったが、しばらく粘って岩の裏を攻めると、ついにガツンとした大当たり! 直感的に先ほどのよりも大きいと感じたが、22センチのイワナであった。よく肥えた体型をしている。川が豊かなのかもしれない。そしてこのあたりから、まるまると太った大きなアブラッパヤがたくさん釣れだした。

いきなり開けた河原 大物がいそう・・・。


 さらに釣り下っていくと、いきなり開けた河原が出現した。さっきまでの鬱蒼とした源流がウソのようである。そしてその下手には、神秘的な湖が出現した。実際には人工的に作られたダム湖というか大型の堰堤の上というべきものだが、ここにはきっとダム湖育ちの大物がいるに違いないと直感させる雰囲気であった。ただ、今手にしている竿ではどうしようもない。この場所を攻めるにはルアーしかなさそうである。次回のことを夢に描きながら、本日は納竿とする。結果的に3匹のイワナと対面できた。めでたし、めでたし・・・・。
                                                        (2005.4.30)

 



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