釣ーリング(ツーリング)




 ここ1〜2ヶ月、暫定税率たら後期老人なんたらとかいうワケのわからんドタバタ劇の結果、またまたガソリンがリッター当たり150円を突破し、近々160円に迫るかもしれないという、とんでもないご時世である。そのためガソリンスタンドは、4月末日には長蛇の列が出来、翌5月1日には閑古鳥が鳴いていた・・・・。


 というわけで、私も私なりにバカ政府に対しての対策をたてねばならない。ガソリンの値上げは我が財布を直撃し私の死活問題に関わってくる。けれども5月にはGWがあり、そのせっかくの連休をガソリンの値上げなどという馬鹿げた理由で家にすっこんでいるなんて、とうてい私には耐えられない。ということで考えついたのが「釣ーリング」である。なんのことはない、バイクで渓流釣りに行くだけのことだが・・・・。


 場所はヒミツ・・・・。近場で渓流魚がいそうな川で、漁業権が設定されてない川・・・・。地図とネットを駆使して見当をつける。そして愛車250TRで現地に向かう。そこは新緑が美しく、非常に清々しい気分である。道幅は狭くて車なら苦労しそうだがバイクなら十分で、渓流沿いのその道をどんどん登っていく。


 人里から離れた良さそうな渓相のところでバイクを停め、釣り支度をはじめる。といっても今日は最も軽装な釣りで、ウェーダーさえも履かない。竿と仕掛けを持っただけで釣りはじめる。いきなりピクンピクンとしたあたり・・・・。予想はしていたものの、その嫌な予想通りアブラハヤが釣れた。「ドロバエ」とか「クソバエ」と呼ばれている魚である。渓流釣りのエサには何にでも食い付く意地汚い魚である。おまけに姿形も通称名通り、醜く汚らしい。まあこのような自然の川では、当たり前のことである。だがそれから後も、もう嫌になるほどのアブラハヤの猛攻である。釣っては逃がし、釣っては逃がしの連続で、エサだけが虚しく消費されていく・・・・。


 そんな矢先、放り込んだ仕掛にサッと忍び寄る黒い影が! 次の瞬間、閃光と化したその影は、竿先をひったくった。瞬間的にあわせて抜きあげたら、ピカピカに輝くまぎれもないアマゴ!朱点も鮮やかに、ヒレもピンとしていて決して人間によって飼い慣らされたものでないことを感じさせる魚体であった。やっぱり居たんだねぇ・・・・。 これ一匹釣ったら十分なのだが、あわよくばもう一匹と粘ったが、もう一匹赤ちゃんアマゴが釣れたのみで、あとはまたまたアブラハヤの猛攻ばかりであった。


 というわけで、本日の費用はガソリン4リッター、そしてエサ代とラーメン代とジュース2本・・・・。しめて2000円でおつりがくるもんね〜。 でも道中の新緑、青空に泳いでいる鯉のぼり、突然あらわれたシマヘビ、そして何よりもピカピカに輝くアマゴちゃん・・・・。どれもが十分に季節を感じさせるもので、私の心を存分に満たしてくれた。ほんま、コストパフォーマンスに優れた遊びである・・・・。 と、密かに横暴な国家権力に対して、ささやかな抵抗を試みたつもりになっていた。 

ハハハ、せこいなあ、我ながら・・・・(笑)

こんな風景が一番似合うかも・・・・。 愛車250TR!
釣ーリングの秘密兵器 【ロッドホルダー】 アマゴちゃん!


                                                          (2008.5.3)




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