早春のアマゴを求めて

                                        




 解禁から2週間が経った。アマゴ1匹という貧果に終わった解禁釣行のときに比べれば、確実に春めいている。そして16日の月曜日から、一気に気温が上がるそうだ。実はここ数日、非常に緊張を強いられる仕事が続いた。そして大ポカもやらかしてしまった。幸い大事には至らなかったものの、そんなヘマをやらかしてしまった自分に腹が立つ。プライドが許さないのだ・・・、なんて言えるほどの立派な人間ではないが、多少は心が折れかけたのは事実である。またそれらの仕事に伴う休日出勤の代休として、16日の月曜日が休業日になった。ということで気分一新、明日への鋭気を養うべく、今シーズン第2弾の釣行へ繰り出す。(なんかもったいつけた前ふりやなあ・笑。月曜日が休み! さあ、行くでぇ〜!という単純明快な発想が本心なのだが・・・・。)

 やはりこのシーズンの狙いはアマゴである。もう残雪はほとんど無く、その雪解け水で洗われた魚体はピカピカでいかにも美しい。そしてその魚体には鮮やかなパーマークが浮かび上がり、そこに散りばめられた朱点はまるでルビーのようだ。そして食っても美味い。まさに春先の最高の山の恵みである。



 とある渓流の水辺に立つ。ここは非常にアクセスも良く、また川沿いに林道が整備されているので、非常に楽な釣りが出来る。だがそのぶん、人がよく入っていそうに思われるが、あまりそうでもないようだ。そして釣れれば天然物のアマゴちゃんである。


 釣り初めてからしばらくは何の反応もなかったが、ある大場所でやっと待望のアタリ。だがそれは非常にかすかなものだった。まさかこの大場所の主がこんな繊細なアタリをするとは予想してなかったが、釣れたのはこのような繊細なアタリしかできない、まるでメダカの兄貴のようなアマゴだった。おまけに針と餌を完全に飲み込んでしまって、出来るだけそっと針をはずしたのだが、やはりお亡くなりになってしまった。今回の第1号は本来リリースするはずの超小物から始まった。まあ天ぷらにして頂きましょうか。でもこの大場所の主がこれとはねぇ・・・・。行く先が思いやられる。

この絶好のポイントからは・・・・。

メダカのお兄さんが主だった。


 だがその後、ぽつぽつとそこそこの型のアマゴが釣れ始め、今夜の食卓を飾れるぐらいになってきた。そしてここぞというポイントでは、朱点も鮮やかな立派なサイズが竿を曲げてくれた。これなら十分に塩焼きサイズである。指で計ってみると、およそ22センチの良型であり、本日の最長寸となった。尺イワナを求めて源流を釣るのはもちろん最高の醍醐味であるが、春先の繊細なアマゴ釣りは、すべてが清々しく感じられる。まさに四季折々の旬の釣りである。

元気よく飛び出したアマゴ。

朱点の鮮やかなアマゴ。本日最長寸!


苔むす渓流からは・・・。

こいつが踊り出ました。

このポイントからは・・・・。

パーマークの綺麗なアマゴ



 結果的には12匹のアマゴがビクにおさまり、現在4人家族の食卓に1人3匹ずつのアマゴが並んだ。大きめのは塩焼きに、そして小振りなのは唐揚げになって。だがひとつ忘れていた。やはり旬を味わうには、それに似合ったが必要である。実は地酒を買ってくるのを忘れたのだ! 残念だが焼酎のお湯割りで代用とする。だがそう思うのは一杯めだけで、酔ってくれば何でもいい。アマゴをアテにいただくお湯割りは、これはこれで最高に美味かった。結局なんでもええんかい(笑)。 

                                                            (2015.03.18)

 



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