釣りの思い出・・・


1993年度 釣果          悪魔の趣味

7月17・18日        渓流釣り   岡山Y川源流       同行者  I氏 H氏 K氏    

 記念すべき初の渓流釣り。結婚してまだわずか1ヶ月なのに外泊すると、皆から非難される。しかしこの日より『岩魚』という魚との出会いが始まり、以後、その魅力に取り付かれることになる。20センチを頭に3本。黒っぽく、なんかひょうきんな顔をしていているなあというのが第一印象であった。まるでのような面である。


8月8日           渓流釣り   同じく岡山Y川源流

 あまり釣れない。福井への憧れが生じる。福井には、大物がうようよいるらしい。


9月18・19日       渓流釣り   石川県大聖寺川       同行者 I氏

 真夜中にたどり着く。愛車シャレードで山道に入り込むが、凄まじい道で、やっとの事で無事たどり着く。渓流釣りというものの、ある一面を知った感じがする。さすがに岡山と違って釣りやすく大物もいた。26センチを筆頭に大漁であった。但し禁漁期間と年券を持っていないとあって、3千円近くの金を取られた。ここでも渓流釣りというもののある一面を知った思いであった。今年の渓流釣りの竿納めとなった。

10月10日 海釣り    六甲アイランドにて

  I氏と太刀魚を釣りに行く。なにぶん海は初めてとあって、竿・リールを始め、一から揃えることになる。仕掛けについても全くわからない。『釣り』というものは金勝川か琵琶湖で鮒や鯉をねらうことであった私にとって、魚屋さんに並んでいる魚を釣るというのはどうにも理解できないことであった。結局ぼうずで何も釣れなかった。


10月16日         海釣り    六甲アイランドにて

 前回の敵討ちで、見事タチウオを釣り上げる。塩焼きにして食する。少し海にも慣れてきた。

10月17日 海釣り    六甲アイランドにて

 翌日、それぞれの家族で懲りもせずまたまた六甲アイランドに繰り出した。サビキで鯵・鯖をねらったが、あまり多くは釣れなかった。退屈しかけていた頃、いきなり置き竿がカタカタなってあわせると、もの凄い重量感。必死で巻き上げるとなんと46センチのボラだった。ボラがどんなものかも知らなくて、ただただ大物が掛かって大喜びした。「泥臭い」とか「猫またぎ」だとか言われるが、きれいな白身で結構うまかった。 何よりI氏の子供の前でええかっこできたのが嬉しかった。やはり大きいことはいいことだ。


11月3日          海釣り   六甲アイランドにて

 嫁さんと鯵を釣るつもりだったが、嵐のような天候で、すぐやめた。俺ボーズ、嫁さんは鯵3匹。


11月21日         海釣り   鳥取にて

 I氏と鳥取に行く。初めて投げ釣りなるものをする。この日も嵐のようなお天気でまともにできなかった。2人とも疲れてしまって、車の中で寝てしまっていた。ハゼ2匹。

12月7日          垂水漁港 と   I氏と

 鰈というものが釣りの対象魚だと知って、にわかに興味を持ちだした。そうなったら釣ってみたくて仕方がない。早速出かけた。午前中はI氏が仕事のため、午前中は一人で、午後は待ち合わせて釣った。結果はさっぱりで、サビキで釣ったイワシ3匹のみ。   

                                               

12月20日         淡路島  志築  I氏と

 ついに淡路島まで足を延ばすことになった。朝4時に安倉のI氏宅に行き、明石よりフェリーで淡路に渡る。投げ釣りで鰈を狙う。鰈を釣りたくてたまらない。前回垂水で全くダメだっただけに、なんとしても本当に海に鰈がいることを確かめたい。その一途な気持ちでついに淡路島まで遠征することになってしまった。25号の錘を思いっきり投げて釣る。夜明け頃いろいろな魚が竿を曲げたが、気味悪い魚がたくさん釣れた。赤と黒が混じり、大きな口で、見るからに不細工な、毒を持ってかみつきそうな面構えをした魚だ。I氏に訪ねると『がしら』だと言う。食ったらうまいそうだ。家に帰ってから調べると、煮付けの料理方法の例として載っていた。以後ガシラの煮付けは私の好物となった。その後ベラが釣れたりガシラを追加したりしたが、一向に鰈は釣れない。今日もダメかと思っているとなにやら竿が動いている。合わせて巻き上げるとちょっと違った感触である。もしやと思っていると、大きなガシラの下にヒラヒラとしたものがついている。鰈だ。夢にまで見た鰈であった。わずか10センチそこそこしかなかったが、紛れもなく鰈であった。我が人生における第1号の鰈である。本日は目的の魚も釣れ、うまい魚も数多く釣れ、大漁であった。ちなみにI氏は不調で、ぶつぶつ言っていた。

12月26日         鳥取

 嵐のような風の中、一度鳥取で釣ってみた。鰈を狙って。 さっぱりダメで、うぐいが1匹だけだった。かに(ヒラツメガニ)が釣れる。1年の最後は不調だった。来年もがんばるぞ。ということで一人の釣りキチが誕生した年であった。


1994年度釣果

1 月15日         淡路島   浦港・松穂の浦

 今年の竿はじめはやはり、鰈釣りから始まった。ちっちゃな鰈がまず釣れて、さい先いいスタートをきったが、すぐ何も釣れなくなった。そのとき根がかりがおこって困っていたが、思いっきり引っ張ると25号の錘が飛んできて、危うく顔面を直撃するところだった。とっさに拳でかわしたが、人差し指の付け根が青く腫れあがり、骨折したかもしれなかった。しかしどうしようもないので、そのまま我慢して続ける。午後から場所を松穂に移して投げてみると、あいなめの入れ食いで数を稼ぐ。但し本当にあいなめかどうかは、ちょっと怪しい。食ってみたらあんまりうまくなかった。まあ、毒は無かったみたいだ。


2月7日           須磨海釣り公園

 初めて海釣り公園なるものへ足を運ぶ。今日も寒い日だ。何にもつれない。最後にほんとにちっちゃな木の葉鰈が釣れる。たったそれだけだった。帰りの料金と駐車料金は非常に高かった。土産に鯛と平目を買って帰る。



3月10日          小柿アマゴ放流釣り場       

 以前からよく覗いてばかりいたアマゴ釣り場へとうとうやってきた。午後からの部だが、 いきなり放流前に5〜6本釣れた。それもそこそこのサイズ(20センチ前後)で、感激する。アマゴもきれいが、ヤマメもシンプルで美しい。その後バケツで放流され、興ざめするものの、たくさん釣れるので楽しめた。トレーニングにはいいかもしれない。25センチ級のヤマメを筆頭に、30匹ほど釣った。


3月16日          淡路島 都志防波堤

 またまた淡路島に遠征した。朝4時に安倉のI氏の家に行き、明石から舟に乗る。いろいろ釣り場情報を仕入れ、西部の都志港に決定した。釣り初めてすぐ、投げそこないのI氏の竿に強烈な当たりがあって、巻き上げると28センチの、ポンといってもよいほどのあいなめが掛かっていた。あんな大きなあいなめは初めて見た。うらやましい気持ちでいっぱいだったが、俺の竿にもなにやら重たい感じの当たりが感じられた。しっかりあわせて巻き上げると、ついてきたのは大本命のカレイ。しかもかなり大きい。抜きあげて計ってみると30センチには多少切れたが、りっぱなカレイであった。昨年からずっと狙っていたものがやっと達成できた感じであった。その後はたいしたものは釣れなかったが、大満足であった。煮付けにして食べる。


4月10日       渓流釣り  岡山  I氏とデリカで

  渓流釣りのシーズン開始。まだ雪に覆われた源流をアタックする。途中まで除雪してあったが、その先はまだまだ雪が深く、ラッセルすることになる。I氏と汗だくになりながら、登っていく。途中で川を分かれて、単独で釣り始める。やはり水温が相当低く、全く当たりがない。雪に足を取られ、腰まで踏み抜いたりしてさんざん苦労するが、1匹もつれない。やっとの事、餌を流しにくい流木の下に送り込むと、会心の当たりがあった。やった、と思い引き抜くとまだサビのとれないアマゴであった。少々小さめではあるが、ビクに入れる。その後ちいさな岩魚を1匹釣っただけであった。まあこの時期としてはこんなもんでしょう。アマゴを買って帰り、帰りは山菜取りをした。渓流魚と山菜の天ぷらは美味。


5月7.8日       渓流釣り 福井 打波川本流  I氏 H氏 K氏

 ついに念願の打波川を攻める。前の晩の深夜から夜討ち朝駆けで勝原までたどりつく。無人駅で一夜を過ごし、夜明けから釣り始める。この川は九頭竜川の源流にあたり、かなりの実績のある銘渓と聞いている。I氏の話では、20センチ級をリリースするほど、魚影は濃いということであった。K氏がワサビ谷、あと3人が本流の源流へと分かれる。かねてよりの雨で水量は多く、ちょっと釣りづらそうであった。少し不安を感じながらも岩陰から竿を出す。さっそく第1投目から強烈なあたり。取り込むと24センチの立派な岩魚だった。やはり銘渓、と感動しながらビクに入れる。こりゃさい先がいいぞと思ったのもつかの間、あとはさっぱり釣れない。絶対にいそうなポイントにもさっぱり当たりがない。むなしく時間が過ぎ去るばかりで、全然ダメ。もういやになりかけた頃にかろうじて1匹釣れたけども、小さかったので逃がしてやった。福井も釣り荒れたなあという事であった。期待を持っていっただけにショックは大きい。途中、なにやら大きなものががさがさ音を立てているのでびっくりしたが、それはなんと野生のカモシカだった。やはり「熊出没注意」の看板は嘘じゃなかったようだ。カモシカの白骨死体も発見した。H氏は尺岩魚をものにした。

 
5月22日        淡路島   慶野松原

 本当はこの日は福井へ渓流釣りに行く予定だったが、北陸方面の天気予報では大雨のおそれがあって、とても危険なので急遽、海釣りに変更した。淡路島に渡り、投げ釣りをしたが、なぜかカンカン照りで暑くて暑くてたまらんほどだった。でもキスやベラやカレイが釣れ、結構楽しめた。I氏も良型のカレイを釣っていた。投げの五目釣りも結構楽しいものだと実感する。昼には近くの飯屋でビールをたらふく飲み、腹一杯食った。満足満足。まだ5月なのに充分日焼けしてしまった。


6月22日         長男誕生!             


8月9日           鳥取     舟磯漁港

 暑い中、夜明けから投げ釣りをする。キスのシーズンだというのは知っていたが、ヒラメが釣れるとは知らなかった。餌屋のおばちゃんが鯵を餌にヒラメが釣れるといっていたのを半信半疑で聞いていたが、本当に夏に釣れるのだった。ちっちゃいヒラメが掛かり、その後チャリコやキスがつれた。ただ、カレイと同じ釣り方、つまり置き竿で待っていたが、その後引き釣りの方が数が出るということを知った。でも27センチ級のキスにはびっくり。やっぱり大きいやつもいるのです。竿立てを海に引きずり込まれてしまった。


8月26〜28日      渓流釣り   福井 打波川

 2泊して、釣りに専念する。初日はH氏と行動をともにして、本流を攻めるがこれほど苦労するとは予想さえしていなかった。やることなすことすべてがダメで、全く釣れない。これほどひどい釣りは初めてだった。完全なボウズだった。この川には魚がいないのではと思ってしまう。その夜はI氏と2人で大野市内で豚カツを食べて、デリカで寝る。2日目は発電所に入る。ここは本流沿いの鳩ヶ湯近くから分かれる支流である。川幅は狭いが、いい渓相である。発電所を乗り越えてすぐにI氏が釣る。昨日ボウズだっただけに久々の岩魚である。小さいながらも紛れもない岩魚に闘志がかきたてられる。その後いかにも大物がいそうな落ち込みを発見し、そっと餌を流す。ガガーンと来ました来ました27センチ。細身ながら大物を手にして昨日からの鬱憤がサーっと消え去った。そのすぐあとには25センチと2センチ下回ったものの、胴回りは太く、いかにも獰猛な面構えの岩魚が釣れる。竿を右に左に倒して、必死に耐えてやっと取り込んだ。2日目で満足して帰る。ところで今回は恐ろしい体験をした。なんとスズメバチに襲撃されたのだ。幸い刺されはしなかったものの、あの恐ろしい蜂が手や竿にとまり、何とも言えない恐怖だった。ところがこれまたなんと、ふと目に留まったものはオオクワガタだった。ちょっと小さいけれども正真正銘のオオクワだった。もったいないけどI氏が欲しがるのであげた。おしかったなあ。まあいいか・・・・


9月10日          二見人工島   N氏と

 初めてN氏と釣りに行く。シラサエビを餌に、テトラから竿を出すが、餌ばかりとられてしまう。それも瞬時に。いったい正体は何なのか気に掛かるが、全く釣れない。そのうちやっと、針に乗ったので引き抜くと、ウマヅラハゲだった。それもスレでヒレに引っかかっていた。さすが餌取り名人。これがウマズラか、とじっくり眺めてから海に戻す。とぼけた面だった。後はガシラとチャリコが1匹ずつだけだった。残念。


9月24〜25日        福井 打波川(発電所)    I氏  H氏

 今年の渓流釣りの竿納めに出発する。ただこの季節は熊の出没が考えられるので、十分気をつけなければならない。ホイッスルを持ち出して、いざというときに備える。でも、本当にいざというときはどうしたらいいのかな?とりあえず不安ながらも出発する。H氏と発電所に入る。I氏はワサビ谷に入った。結果はあまりよくなく、塩焼きサイズが5本ほどだった。I氏は大漁で、満足そうであった。ちょっと悔しい気持ちがした。とりあえず今年の渓流は終了した。 


10月14日           淡路島 I氏

 タチウオのはずが・・・・・。わざわざ淡路まで遠征したのにボーズ。なぜかあんまり気合いが入らなかった。やっぱり釣りはメンタルなものである。


10月17日           奈良県 天川村    T氏 HI氏 KI氏(弥山登山)

 木曽の御嶽山以来の、本格的な登山をする。山でテントをはり、1泊で大峰山を縦走する。山では芋煮をした。さすがT氏はアウトドアには詳しい。○○には清流があって絶好のテント場であると聞いていたので、竿を1本用意していた。それとブドウ虫を1ケース持ってきていた。HI氏の体力の都合もあって、○○ではテントを張れなかったが、翌朝○○に着く。川に掛かる橋の上からブドウ虫を射1匹投げると、さっと影が動き、1匹の岩魚らしき魚が躍り出た。あいにく竿はテントに置いてきてあったので釣りはできない。残念に思いながらも、何時の日にか必ず、紀伊半島に生息する岩魚を釣り上げようと心に決める。

 その後、下山途中に休憩した場所にはちょっとした川が流れていた。コンクリートで整備した部分もあり、あまり趣のある川ではなかったが、だめもとで竿を出してみた。するとちっちゃな魚がさっと走った。何かいることはいるなと思って、ちょっとした落ち込みに竿を出すと大きな赤い魚が泳いでいる。イメージ的にはガシラのような感じだったが川にガシラがいるはずはない。その魚が悠々と泳いでいたが、突如素早い動きで深みに潜った。ひょっとして、と思った瞬間強烈なあたり! 抜きあげると目が覚めるような26センチのアマゴだった。それもいかにも天然物といった感じの、獰猛な面構えの立派なやつだった。天川の天然アマゴを手にしてしばし感激にひたる。結局この魚は生かしたまま持ち帰り、水槽で飼うことになった。その後約半年、ミミズの餌で元気に生きていた。その間に阪神大震災があったが、それを予言したようであったし、アマゴが保護色を使うことを初めて知るきっかけとなった。名前を「テンちゃん」とつけた。


11月14日           摩耶埠頭    I氏 

 前日から夜釣りでタチウオを狙う。昨年のように六甲アイランドには入れないので摩耶埠頭に入る。3匹釣れる。そのうちの1匹は釣れていたのだったが・・・明け方の短時間にサビキで鯵を釣る。この時だけを狙ってやってくる地元の人も多く、さすがであった。 この年はこれが竿納めとなった。来年もよい年でありますように・・・



1995年度 釣果

1月29日            猪名川放流マス釣り場    虹鱒は虹鱒・・・

 1月17日に阪神大震災という未曾有の出来事があって、釣りどころではない幕開けとなったが、この日は職場が暇だったので、暇つぶしにマス釣りに行ってみた。何度か前を通ったことはあったが、初めての体験である。アマゴと同じ感覚で釣ってみた。最初脈釣りで何匹か釣ったが、しばらくすると当たりが止まってしまった。僕のほかには暇そうなおっちゃんが2,3人いるだけでがらがらだった。場所を変わって釣り始めたが、あるおっちゃんが浮き釣りの方が効果的だと言って、ピンポン浮きをくれた。それからがんがん釣れ始め、瞬く間にビクがあふれそうになった。中でも2本はでっかく、60センチを越えていて、なんとなく気色悪いほどだった。「虹ます」という名前だが、どうもあまり美しい魚には思われなかった。オハグロベラのような色をしたものもいる。引きは強かったが、あまり嬉しい気持ちは起こらなかった。とりあえず持って帰ったものの、後はどうすればいいのか思案した。淡水魚はあまり好まれなく、誰も欲しがらない。あちこち電話したあげく、やっと親父の知り合いが引き取ってくれた。どうも困った魚である。やはり僕には実益が伴う魚、つまり食ってうまい魚を釣るのが性に合っているらしい。以後おそらくここに来ることはないだろう。


4月3日             岡山県     I氏 

 今年の渓流釣りの幕開けである。まだ雪に覆われている源流をアタックする。汗だくになってラッセルしながら釣り登る。まだまだ水温が低いせいか、まったく当たりがない。I氏と別れ、別々に釣って登るが、藪の影で竿を出しにくいところに仕掛けを流すと、やっと待望の当たりがあった。しっかりあわせて引き寄せると、まだまだサビのとれない、小型のアマゴであった。ブクブクを持ってきていたので、生かして持って帰ることにする。昨年の天川村のアマゴが元気で育っているので、仲間を増やしてやろうと思う。その後これまた小さな岩魚が釣れたが、これもブクブクに入れる。それから後はいっさい釣れない。おまけにいつの間にやら、餌を落としてしまい、どうしようもない。大声でI氏を呼んだが応答なし。しかたなくとぼとぼと車に向かった。I氏も同じようなもので、ちっちゃい岩魚を3本釣っていた。あいつもブクブクに入れて生かしている。どうやら俺に影響されて、岩魚を飼うつもりらしい。その後釣り終わってから放流釣り場でアマゴを買って土産にする。雪の中ではまあ、こんなもんでしょう。


5月3日             鳥取 酒の津漁港    マダイ?ウミタナゴ?                 

 1人で鳥取へ魚釣りに行く。最初、いろいろな情報を集め、餌もいろいろ仕込んで網代漁港へと向かう。浮きもしたいしぶっこみもしたいし、いろいろ迷ったが結局どっちつかずになってしまった。いつものよくない癖だ。そして全く釣れず、期待と夢が一挙にしぼんでしまった。場所を移動して、酒の津に向かう。ここも地元の人には好まれている釣り場らしい。簡単な仕掛けに浮きをつけて、餌は残っていたオキアミをつけて放り込んだ。するといきなり浮きが水中に引き込まれ、とっさにあわすと魚の手応え。かなり強い引きを楽しみながら取り寄せると、なんと真鯛であった。28センチ級の立派な奴だった。あとは釣れなかったものの、充分満足した。あとで本で調べたら、ウミタナゴと真鯛やちぬの幼魚は間違えやすいようなことを書いてあった。だからひょっとしたら大きなウミタナゴだったかもしれない。でも真鯛と思っておこうと思う。なんせ立派な、赤い大きな魚だったのだから・・・・・


6月11日             大峰山 ○○川   T氏 HI氏

 以前登った弥山を、洞川から大峰山山上が岳より奧駆けコースを歩く。60リットルの荷物を担ぎ、本格的な登山をする。今回は前回の教訓を活かして、しっかりした竿を用意する。ここには岩魚がいることはすでに確かめてあるし、目の覚めるようなアマゴを釣り上げた事もある。(昨年の釣行記録参照)今回は必ず釣り上げてやるという意気込みと、大峰山縦走におけるタンパク質確保という現実的要求のために、しっかりした装備を整えた。といってもただ餌と予備の針を用意しただけだったが・・・。
 弥山登頂後、テントの不備もあり、山小屋で泊まることも考えたが、その山小屋の管理人の態度が悪く、これなら避難小屋の方がいいということで、○○の避難小屋に向かう。ついてすぐに俺は竿を出した。倒木の陰に流したところ、ガガーンと強烈なあたり。25センチを抜きあげた。色はやや白っぽく、オレンジ色も薄かったが、紛れもない岩魚だった。感動するものの、3人分の食料を確保しなければならないという責任もあって、次々と上流へ向かう。川幅は広く水は澄みきっていて、絶好の川であった。東北や北海道での川釣りはこんな感じかなあと思いながら登っていくと、いかにも大物がいそうな落ち込みというか、滝壺があった。ここで釣れなきゃ渓流屋を返上だと思って竿を出す。ガツンという当たりがあったものの、すっぽ抜けてしまった。もう1度食いついてくれと祈りながらチャレンジすると早速当たりがあり、20センチが釣れた。でもどうも先ほどの奴とは違うみたいだ。釣り落とした魚は大きいというが、もっと強烈だった。というわけでもう一度竿を出す。また釣れたがさっきより小さい。結局この場所で3本釣ったが、やはりあの大物は姿を見せなかった。残念だが仕方がないので、気を取り直して釣り続ける。
 結局何とか6本釣って晩飯の菜となった。これはうまかった。のちのちまでHI氏はその味が忘れられないと言っていた。大物は逃したものの、気持ちのよい釣りができて大満足であったし、酒がすすんだ。登山と渓流釣り。生涯の伴侶となりそうだ。

                                                       



7月22日           鳥取  舟磯漁港

 鳥取で海水浴をした。夜はバーベキューをする予定だったが、その一品として魚を釣ろうと思った。確実なのはやはりサビキの鯵だと思い、舟磯へ行ってみた。予定通り豆鯵が釣れたが、それを餌にヒラメを釣っている人がいてびっくりした。普通ヒラメは冬のイメージが強いが、こんな真夏に釣れるとは全然知らなかった。俺もやりたかったが、時間も仕掛けもないので諦めて戻る。でもいい情報が入ったので満足することにした。来年はヒラメに挑戦するぞ。


8月27日            鳥取  舟磯漁港 エサ取りの猛攻

 前回の釣りの想いが強く、ヒラメ釣りをするつもりで鳥取に向かった。まず餌を釣るために、サビキで鯵を狙う。3匹がすぐに掛かり、そのうちの1匹を背掛けにして放り込む。ここまでは順調であとは強烈な当たりを待つだけ・・・というはずであったが、あとがいけない。餌となる鯵はその後一匹も釣れず、餌取りがわんさと群がってきた。カワハギ、さんばそう、ふぐが群がり、釣りどころではない。餌の鯵も死んでしまった。そのうちグレが回りだし、おおきなのが目にも見えるようになったが、サビキに食いつく馬鹿なグレはいない。一生懸命、餌をまいているだけでどうしようもなかった。虫エサかオキアミでもあれば、と思いながらも歯がゆい思いばかりであった。結局スレで何匹かのさんばそうを釣って持って帰った。でもあまりにもちっちゃく、帰ってから捨てるしかなかった。かわいそうなことをしたもんだ。


8月10日            福井 打波川        I氏    滝太郎出現

 前の日から夕まずめに1発勝負と、何とか日没までに到着しようと車を飛ばす。やっとの事で日没直前にたどり着き、大きな落ち込みのポイントへそれぞれの仕掛けを入れる。俺は浮き釣り仕掛け、I氏はぶっこみ仕掛けで、それぞれの思いと工夫を込めたが、結局は全くだめで、幻の尺岩魚はやはり幻であった。
 翌朝、気を取り直して挑んだが、まず小さなアマゴだった。ここは今までどう考えても岩魚の領域で、アマゴが釣れたためしはなかった。珍しいこともあるもんだと思う間もなく、I氏にも俺にもまた釣れた。それも同じぐらいの、メダカみたいなアマゴである。こうなれば言えることはただ一つ、無差別・無分別な放流をしやがったな、ということである。一挙に意欲が失せ、あほくさくなってしまった。本流に見切りをつけ、支流に入るが、時間もだいぶん経っているので、いままで入ったことのない支流に入る。そこは大きな堰堤が連続し、へずりも大変なところだった。おまけになんのあたりも無い。いや気がさしてきていた頃、大きな堰堤の下に仕掛けを流したところ、なんと目の前を巨大な魚が悠々と泳いでいるではないか。ぶっとくて、どうみても尺は確実、尺5寸あるかもしれない巨大な奴が泳いでいる。そいつはあざ笑うかのように姿を見せただけで深みへ潜ってしまった。大声でI氏に伝えたが、対岸にいたI氏には聞こえなかったようだ。続けて粘っていると、そいつはまたもや姿を現した。まるで鯉がのんびりと水に戯れているかのようである。完全におちょくられていて、やはりここまで生き延びてきた岩魚は相当賢いに違いない。姿を拝めただけでもよかったのかもしれない。


9月22日             須磨 海釣り公園

 今日はのんびりサビキで鯵ねらい、と優雅に構えて釣行する。それもたまにはリッチに海釣り公園で、といつものぎりぎりけちけち釣行とは趣を変えてみる。ついて仕掛けを降ろすなり手応えがあった。10センチぐらいの南蛮漬けサイズが3匹ほど掛かっている。そんな調子で順調にクーラーにたまっていったが、イサキの子がたくさん混じりだした。イサキ自体はうまい魚だが、まだ縞模様が鮮やかに残る、ちっちゃいうりんぼはどうかわからない。たくさんリリースしたが、最終的には鯵70匹、イサキ30匹を持って帰った。下処理が大変だったが、南蛮漬けや煮付けで食べる。イサキもうまかった。


10月9日              明石    初めての一文字

 はじめて渡船で一文字なるものに渡る。前職場に誘われて行ってみたが、半夜でテトラで釣るそうである。要領を得なかったので、駐車場やエサ、ヘッドライトや電気浮き仕掛けと勉強になることがいっぱいあった。OさんとFさんと三人で、一応、ちぬ狙いで頑張った。早々にOさんが30センチ級を1枚上げたが、そのあとは全くだった。俺はちぬはだめだったが、26センチのグレを2枚あげたし、メバルも3匹釣れた。グレの引きは強烈である。他の連中はメバル狙いに絞っていたのにメバルを釣ってはいなかった。優越感・・・。そのあとはボラ、ボラ、ボラ、の3連発。みんな逃がしてやった。家に帰ってからグレを刺身にしたが、けっこう旨かった。


10月15日            鳥取   酒の津
  エサ取りの猛攻。釣りにならず。エサ取りでもいい、たくましくあたって欲しい。                 


10月24日          和歌山 大川 恵比寿丸    初の乗合船

 船釣りに誘われた。前職場の人々とは仲良くさせてもらっている。有り難いことだ。初めての船釣りなので、楽しみである。朝6時半から恵比寿丸に乗り込む。タチウオとグチが今、シーズンらしい。まずはタチウオ仕掛けだが、大きなテンヤで、今までの浮き釣りとは全然違っていた。最初にガガーンと来たが、空振り。あとはさっぱりだった。船頭さんがあかんなあと言うことで、グチに切り替えた。青虫をたっぷりつけて底につけて待つ。あとは向こうあわせで掛かるのを待つだけである。そのうちぐぐっと重い当たりが感じられた。ぎりぎりと水深約70メートルを巻き上げると、ぷかぷか浮いてきたのは30センチを越えるグチだった。強烈な当たりや引きは無いものの、大きな魚が釣れたのには感動する。その後順調に釣れて10匹ほどクーラーに収まった。ちょっと不細工な顔で、浮き袋を口から吐き出し、あまり格好のいい、美しい魚ではない。味の方も蒲鉾の材料になるらしいから、あんまり期待は持てない。だが、家に帰ってからさばいて塩焼きにすると大変美味。今が旬だと聞いてはいたがかなり旨かった。嫁さんの両親も喜んでくれた。いい釣りができたもんだ。


12月9日           円山川  豊岡簡易保険センターにて    あー寒かった

  妹夫婦と城崎にかにを食べに行く。その夜簡保を抜け出して、前の円山川で投げ釣りをする。ちぬと鱸を狙っているのだが、釣れるのはハゼばかり。寒くて眠くて、楽しくなかった。


12月11日        高砂関西電力温排水口  N氏  F氏  O氏  KU氏

  関西電力の温排水口には魚が集まり、絶好のポイントになっているというのを聞き、職場の釣り好きで出陣する。夕方から半夜で一応ちぬを狙うが、魚種は多いらしい。シラサエビで浮き釣りをするが、セイゴとグレの小さい奴が釣れた。そのあと電気浮きをすっと横に引っ張る奴がいたのであわせると、なんと大本命のちぬだった。といっても本当に手のひらに収まる「手のひらサイズ」だったので、「ちぬ」とは言い難いが・・。関西で言う、いわゆる「ばばたれ」でしかないが、俺にとっては『ちぬ』だ。今度は本当のちぬを釣ってやる・・・・。 




1996年度 釣果      前半どつぼ・・・後半は?

1月13日  小柿アマゴ放流釣り場  

 今年の幕開けは小柿の放流釣り場から始まった。前職場に誘われたので出かけることにする。穏やかな天気だったが、やはり肌寒く1月の釣りにふさわしい。久々にここに来たがあんまり釣れなかった。そして釣れても型は小さく、ひれなどもかじられていて、いかにもバケツで放流したという感じで釣趣に欠ける。まあ親睦、親睦。僕は用事があったので午前中に帰る。

3月10日    平磯海釣り公園

 徒然なるままに、ひぐらし、海にむかいてピクリとも動かない浮きを見つめていると、あやしゅうこそものぐるほしけれ。(なんとなく狂気じみてくる)

4月21日     打波川

 雪の中を釣り登る。発電所までしか車は入れないので、そこを釣ることにする。まだまだシーズンじゃないので3本しか釣れない。とちゅうI氏が雪の中に転がり、亀になっていた。思わず笑ってしまったが、本当は笑い事じゃない。やはり渓流釣りは注意を最大に払わねばならない。


5月21日      高砂 関西電力

 まるぼーず。・・・・・・今年はいったいどうなってるの? ろくな釣りをしていない。


6月12日       鳥取

 サビキでも投げでも、全くさえない。今年は運に見放されているようだ・・・・。


7月13日       鳥取     千代川の鱸

 千代川の鱸をねらって夜中から遠征する。9号線で立派な青虫を仕入れ、準備は完璧、昨年の実績もばっちり、情報も完全・・・釣果はさっぱり。青虫がたっぷり残ってしまったので、キスを釣る。15センチ級が20匹ほど釣れた。キスはキスで嬉しいが、鱸を狙って行っただけに物足りない。


7月27日  

  やっと今年に入って満足できる釣りができた。夜明けの2時間で50〜60匹のキス。      

8月10./11日  8月20日

 キスがコンスタントに釣れる。3本針に3匹のキスがぞろぞろとついてくる。それもフグなどのエサ取りは滅多にいなくて、ほとんどが本命で、たんまに釣れる外道はセイゴかヒラメで、すべてクーラーに収まった。引き釣りで「ありが歩くスピードで」というのがセオリーであるが、ぎりぎりまいてもきっちり飛びついてくる。投げ釣りでこんなにいい思いをしたのは初めてだった。11日はI氏が家族でやってきて、結構楽しんでくれたようだ。子供もしっかり釣っていた。20日は母親、嫁さんと一緒に釣る。俺はエサ付けと投げる役目で、おいしいところは譲ってやる。家族サービスバッチリである。そのうち嫁さんが珍しい魚を釣る。コチである。30センチ弱だったが、マゴチがいるとは予想していなかった。今年は欲求不満で、貧果に泣いていたが、これを機会にいい年になればいいなと思った。。


8月23日     峰山高原    0.6が・・・

 出張中に抜け出してあまごを釣りに行く。なんとか自由時間を確保して出かける。まず最初に小さな落ち込みで、めだかのおにいさん、といった感じのアマゴが釣れたが、逃がしてやる。次に鬱そうとした樹木の陰の岩陰で一匹釣り上げた。きらきらと輝くきれいな魚体が木漏れ日の中に躍り出る。いかにも天然物といった姿の、渓流の妖精が姿を露わにしてくれた。その直後、大きな落ち込みに悠々と泳いでいる魚体を発見し、胸躍らせながらエサを流す。さっと煌めくような動きを見せたあと、そいつは食らいついた。強烈な引きが手元に伝わり、格闘するが、0.6のハリスが鮮やかに切られてしまった。大物とわかっており、太めにしたつもりだったのだが、まだまだ甘かった。海釣りでも0.6を使えば、無理をしなければ30センチのちぬでも上げられる。だがそいつは2度と姿を見せることはなかった。出張中に不謹慎だったかもしれないが、いい穴場を見つけた。


9月15日     真名川支流  H氏 T氏 ONO氏  I氏

 初めて真名川を攻める。I氏は以前、ここに来たことがあるようだが、ここの方が釣りあれてないようである。前日から出発し、夜中にたどり着く。宴会をしたあと、仮眠して夜明けを待つ。T氏・ONO氏・I氏がグループとなり、俺はH氏とペアを組んで釣る。釣りあれてないぶん、大物が多い。ほっそりはしているが、28センチ級が2本、その他約10本、それもいい型のが釣れる。そのほか釣り落としたものの、限りなく尺に近いものや、いきなりバチっとハリスを切られてしまったものや、姿を見てはいないが超大物がいることは確実である。今年はもうすぐ禁漁だが、来年も早々に来たいものだ。(PS この日の新聞に前日が出没して、釣り人が襲われた記事が載っていた・・)


9月21〜24日 │  とある高原キャンプ場  T氏  HI氏  HA嬢     渓流釣りの究極

 乗鞍岳の中腹にあるキャンプ場に行く。標高がかなり高く、9月というのに寒くて寒くて・・。槍や乗鞍岳に登るはずだったのに、ぐうたらキャンプをしてしまい、飲んで昼寝して食って温泉に浸かっただけだった。濁河温泉・乗鞍温泉・それと名も無き無人の温泉等につかり、帰りは富山の合掌村に寄って帰った。ところでそのキャンプ場には釣り堀があり、夕方こっそり竿を出してみると、管理釣り場の定番、ニジマスが釣れた。25センチ級でまあまあいい引きが楽しめた。それを3本ぐらい釣ったあと、小さい魚が掛かったが、それは岩魚であった。どうみても放流したとは思えないし、それにしては型が小さい。この池には小さな川が流れ込んでいるから、ひょっとしたら天然物がいるのかもしれない。そうとなれば本格的に釣ってやろうと、翌朝竿を出す。テント場の裏には流れがあるので、ここならいるかもしれないと思いエサを流すと、ばしゃっと流れから黒い魚が躍り出た。いい型の岩魚である。やはりいたのだ。続けてつり上がるとそれより大物が掛かる。まわりは白樺の林で、下草は丈が低く、朝日の輝く中で大きな岩魚を釣り上げる・・・・。最高のロケーションで最高の幸を手にする。朝の食卓には新鮮な岩魚の塩焼きとムニエルが添えられた。H嬢は岩魚の卵まで喜んで食べてくれた。嬉しいことである。


9月25日       明石一文字     記念すべき日・・・

 I氏に誘われて、明石の一文字波止に行く。昨年もこの時期に誘われて同じ場所に来たことがあるが,そのときはグレを何枚か釣ったが、後はボラ攻撃だったのを覚えている。ただ、この時期はちぬの荒食いが見られる時期なので、ちょっとは期待を持って行く。Fさん、Oさん、Mさんその他大勢で行ったものの、なかなか釣果が無い。そのうち俺の電気浮きがじわっと沈んで、そのままじっと止まっている。赤い光が真っ黒な水の中で、にじんでいる。ひょっとして、と思ったがここはじっくり待つときである。更に沈むのを待つ。その間、時間にしたらわずかかもしれないが、非常に長く感じられる。少しだけ竿を上げて誘ってやると、スーッと沈んだ。そこをガツンとあわせると強烈な引き。未だかつてこんな引きは味わったことがない。ハリスのことが思わず気に掛かるが、今日はもしものことを考えて、1.5号にしている。だからあまり心配しないで引きを楽しむ。そいつは強烈に抵抗し、右へ左へ必死で逃げようとするが、ついに空気を吸わせ、抜き上げた。懐中電灯で照らしてみると、そいつは紛れもない『ちぬ』だった。背鰭をピンと立てて、鎧武者といった表現がぴったりの奴である。
 30センチだから、テレビなどに出てくる奴に比べると小物かもしれないが、実物を見る感じでは、堂々とした面構えである。海釣りを初めて以来、ずっと憧れてきた魚にやっと出会えた。Oさんがしめてくれたので、塩焼きにして食したがちっとも癖や臭みを感じなかった。それどころかその味は未だに舌の上に残っている。ちなみに仕掛けを記しておく。
    ハリス 1.5号 針 チヌ針4号│ 電気浮き遊動仕掛け エサ オキアミ

                                          


10月10日    小島港 板羽

 恵比寿丸が出船する小島港までわざわざアジを釣りに行った。俺はサビキ、I氏は浮き釣りを楽しむ為に、わざわざアジ浮きを買っていた。日暮れからが勝負ということでそれまではのんびりと時合いを待つ。のんびり浮き釣りでオキアミをつけて釣っていたところ、結構いいあたり。あわせると引きもそこそこよかったので、何が来たのかと期待していたら、なんとかれいだった。『浮き釣り』『オキアミ』でかれい・・・。こんなこともあるんかなあ。
 その後日暮れとともにアジは順調に釣れ、73匹も釣れた。秋のアジ。南蛮漬けは旨かった。


11月14日     鷹巣沖 なにかにつけて最悪!

 ハマチ・メジロ狙いで仕立て船を出す。東尋坊の沖合で半夜釣りをするが、なんせ相手は青物、運不運で釣果が決まる。この日はさっぱりで俺はハマチ1本だけで、かろうじてボウズを逃れられただけだった。帰りは北陸道のトンネル内ででワゴンが止まってしまうし、さんざんだった。

 
12月11日     岩屋ケーソン  

 今年最期の釣りになったが、岩屋のケーソンでメバルを狙う。もうすぐ完成する明石海峡大橋を真上に眺めながら釣りをする。天候は穏やかで、いい気持ちで釣りができる。その上メバルがうじゃうじゃ湧いていて、ぼんぼん釣れる。この釣りならできるだけシンプルな仕掛けで、手返しが早いほうが面白い。エサはシラサエビやブツエビで、食い渋ったときに目先を変えてオキアミをつけると、また釣れる。Oさんはぶらくり仕掛けで大きなアイナメも釣っていた。結局メバル58匹、カレイ2枚だった。 今年は前半はボロボロ、後半は絶好調と面白い年だった。来年もいい年で有りますように・・・。





1997年度 釣果

1月11日    岩屋ケーソン  

 新年明けましておめでとうございます。ということで、今年の竿はじめは昨年の終わりにいい思いをさせてもらった『岩屋ケーソン』にいくことにした。去年の暮れにはメバルがうじゃうじゃ湧いていて、投げては鰈が釣れるしと締めくくりにはふさわしい釣りをさせてもらった。2匹目の泥鰌を狙って、また繰り出した。ところがことわざ通り、今回は潮が速く、様子が違う。潮止まりにばたばたっと少し釣れたが、後はさっぱり。I氏なんかは最初に1匹釣ったきり後は全然だった。俺も同様だったが、ぶらくりで底をねらってがしらやあぶらめを探った分、釣果があって、旨そうなガシラを何匹か釣り上げた。ただ超大物の当たりが有った瞬間、2号ハリスが根ずれで切られてしまった。あれがあがっていれば・・・と思ってしまう。Fさんがちょい投げで見事なガシラやあぶらめを釣っていた。一昨年からずっとFさんはなぜか俺の隣で釣っていて、なぜか俺がよく釣っていた。だからやっと俺に勝てたと喜んでいた。 初釣りで今年を占ってみると、I氏は最悪、俺も今イチ・・・。


3月29日       岡山 

 前職場の親睦会にあわせて夜明けより、源流に上がる。毎年のことだが、この時期は雪が多く、釣りづらいし数も出ないが、夏とは違った趣がある。その中で見事なアマゴがビクに収まった。美しい魚体でパーマークも鮮やかに、いかにも真っ白な雪で磨かれたかのような姿だった。結局2本だけだったが、自分なりの渓流釣り解禁である。今年は1月終わり以降は暇なので、スキーによく誘われた。福井のスキージャム、志賀高原、八方尾根へ連れていってもらった。おまけに親睦旅行が『上海』ということで、金と時間と有給を使い果たし、釣りをする余裕がなかった。それゆえ久々の渓流釣りということで楽しめた。実はこの頃、アホ(うちの上司)に非常に不愉快な思いにさせられていたので、いい気晴らしになった。あんな奴は死んだ方が世の中の為になる。俺の釣り歴であんなカス野郎と1度でも一緒に釣りをしたことは、最大の汚点である。いつかきっと報いてやるから覚えとけ。というわけで、あとは放流釣り場で釣り大会をする。もともと放流釣りは好きではないが親睦・親睦。その後、温泉でゆったりと疲れを癒す。


4月20日       福井 九頭竜川源流 ワサビ谷  I氏  T氏     あと一歩で尺

 恒例の福井解禁日。親睦会の後、福井まで車を飛ばす。今年はT氏も一緒で、レガシーのグランドワゴンで行く。着いてからI氏が外、俺とT氏が車で仮眠をとる。今回はワサビ谷に行こうということで、下見をすると、以前は川を渡っていたのに橋ができている。ラッキーと思いながら着いてみると、なにがラッキーなものか、先行者がいるではないか。急遽3人とも同じ川【右】にはいる。みんな2本ほど釣った後、川が二股になっているので、俺だけ一人で【左】にはいる。その後全く釣れない。無線で連絡をとりながら登っていくと、ある岩陰の小さな落ち込みで強烈なあたり。少し弱らせて抜き上げると、馬鹿でかい岩魚が釣れる。長さは尺に少し切れるが、胴回りは太く、体高が有って、丸太ん棒のような奴である。しばらく感激にひたってから、初めて『活き締め』をする。南無阿弥陀仏を唱えながら、ナイフを入れる。その後は釣れなかったが自己最高記録更新のため、大満足である。塩焼きで食べたが、今までのものとは全く別物で、歯ごたえはまるで鶏肉のようで、天然物の味はこんなものかと改めて感動する。


5月5日        鳥取

 前日の夜中から網代港に向かうが、それまでいい天気だったし、天気予報でもいいはずなのに・・・雷雨。港に車を止めて、ふてくされて寝る。明けてから酒の津に行くが、気合いも切れていてぼーず。思い出したくもない。


5月10日       鳥取  とある小河川の源流

  ある本で鳥取のこの小河川が載っていて、作者はそこでヤマメとイワナを手にしたことが書いてあったので、一度確かめたいと思っていた。今回そのチャンスに恵まれたので、そそくさと出かける。行き止まりまで行って、田圃のおじさんに尋ねたが、方言で話が分からない。とりあえずやってみようと思って竿を出すと、いきなりいい当たりが有った。抜き上げるときれいなアマゴで、あまりにも簡単に釣れてしまったので、返って拍子抜けしてしまったぐらいである。そのあとも小さいのが釣れたが確実にいる事がわかった。ひょっとしたらこのあたりでは、普通の川に、普通にいる魚が渓流魚なのかもしれない。タイムスリップした感じである。確かに昔、滋賀の田舎では『渓流釣り』なんてたいそうな名前ではないのに、いい魚を釣っていたものである・・・・。


6月14日      鳥取 今年のキスははずれ・・・
8月 2日      去年、キス釣りでいい思いをしただけに今年も期待して繰り返し釣行したが、今年はどうもいけない。


8月23日〜25日


 妹と合流したり、嫁さんと5泊したり、一人で行ったりといい釣りを期待して出かけたが、どうも釣れない。3匹程度しか釣れなかったり、良くてもせいぜい10匹までで、去年なら2〜3投すればこれぐらいは楽勝で釣れていた。やはり自然が相手なのでこういうこともあるのだろう。
 
 
8月27日       泉州 小島 恵比寿丸  

 I氏がアキレス腱を両足とも切って入院したので、その気晴らしとしてMさんが船釣りを企画した。それに一緒に釣れていってもらったが、タチウオが異常に良く釣れるとのことである。6時半から出航し釣り始めると、1投目から強烈なあたり。締め込むような感触で、あの細い体型からなぜこれほどの力が出るのか、不思議である。そのうちぎらぎら輝く魚体が現れた。取り込むと約1メートルの、文字通りサーベルのような魚体が朝日に煌めいた。およそ水深50メートルのところで当たりがある。俺が一番当たりが多く楽しめたが、連続3本のバラシをやってしまい、悔しいやら恥ずかしいやら複雑な心境だった。船釣りでいつも思うことだが、隣で釣っているYさんにはほとんど当たりがない。同じ深さを、同じ仕掛けで、同じエサで釣っているのに、この違いは何なんだろう。まだまだ奧が深いようだ。

 大漁で気分良く帰ってきたのに、おまけがついてしまった。解散してすぐに、ドカンと車をぶつけてしまったのだ。相手はオデッセイだったが、まあ俺の方が多少不注意だった。警察を呼んで事故処理をして、保険屋に連絡をして、いろいろとつまらんことをしなければならなかった。ああ、アホクサ!!  その結果、9月に赤ちゃんが産まれることもあって、『竿断ち』になってしまった。 今年の釣行記録はそれ故これが最後となってしまった・・・・・。




1998年度釣果 (平成10年)

1月10日(土)            岡山 放流釣り場     H氏  KU氏  I氏

 昨年の8月27日以来命じられていた『竿断ち』の呪縛からやっと解放された。今年の竿初めは放流釣りとなった。およそ2年ぶりにH氏とKU氏と再会した。どちらも元気そうであった。午前5時より高速をとばして、7時頃より釣り始める。最初に居着きを狙って足で稼いだところ、同じポイントで9匹が連続で釣れた。これだけでも食いの悪いときなら充分である。その後放流してもらってからは、同じ場所で粘る。しばらくしてから入れ食い状態となり、いったい何匹釣れたかわからなくなってしまった。まわりは雪が残っていて、それをクーラーにたっぷり入れて保管する。昼飯に山菜ヤマメ定食をおごってもらったが、岩魚の刺身も付いていて、杯が次第と重なってしまう。午後からはオープンで勝負ということになり、I氏と俺がライバル意識を持って竿を出す。居着きを中心に狙うがやはり午前中ほどは数が伸びない。(あたりまえか・・・)結局40匹ジャストで終了した。特に最後の一匹は自分の釣り場で、狙ったとおりのポイントで、イメージ通りの当たりがあり、抜き上げた。それがたまたま40匹目であった。満足、満足。
 帰りは温泉でゆったりとしてから帰る。途中H氏のBMWのすさまじさを見せられびっくりするが、あまりにも限界性能が違いすぎているので悔しくもない。翌日、甘露煮と塩焼きにして全部食べてしまった。(20匹実家に持っていく)炭火をおこして、牡蠣も一緒に焼いて食べた。美味。
 初釣りから今年を占うに、手前みそかもしれないが、イメージ通り・大漁・充実感・そして満足感とどれをとってもいいことばかりである。去年が何事につけても最悪(事故・エンジンオイルの凝結・エアコンの故障2つ・パソコンの液晶破損・人事・行事の重責・・・)だっただけに、今年は良い年であって欲しいと願いながら、床についた。





1999年度釣果      何かと忙しく釣りに行けない。おまけに家庭不和。


6月6日    真名川
 先行者有り。 と思ったがハイキングだった。後からの者とは話し合いで分かれる。上で二手に分かれるが、分かれてからどっちも絶好調。



7月6日     岡山放流釣り場
 一人鳥取までキス釣りに行く。全くだめ・・・。


7月24日
 鳥取でちょっとキスを釣る。地引き網見学。                    


7月31日
 大山でぶつけられる。ルシーダ無惨。


8月30日
 CD90購入。やけぼっくいに火がつくかも・・・。


9月23日     打波川 わさび谷 (俺は左、I氏は右)
 気持ちのいい釣りができた。I氏は全くのあたりなし。俺は滝止めまでたどり着き、25センチを頭に10本ほど。ただし帰りにパトカーにつかまり3万5千円なり・・・。


 



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