イワナのはずが・・・。だがキス天は旨い!




 昨年に引き続き、どうも最近日々の生活にゆとりがない。金銭面もそうには違いないが、とりわけ時間的な面においては、それはもう我ながら呆れてしまうほどである。50代も後半になると何やらつまらない雑用ばかり押しつけられ、最近は楽しみにしていた予定を変更せざるを得ない場面が度重なっている。そのしわ寄せが私生活に影響し、とりわけ釣りに関しては解禁日にアマゴ釣りをしただけで、その後一切竿を振っていない。もちろん釣友にも対してもせっかくの誘いを断ったりと、義理の悪いことばかり続けている。今回もまた然りで、せっかくの九頭竜川遠征の誘いを、訳のワカラン他人の不始末の片をつけさせられて、断る羽目になってしまった。もうたまらんわ・・・。

 ところが、である。釣行の前日になって、急遽その用事が無くなりスッポリと空白の時間ができてしまった。だが、かといって今更その誘いに便乗させてもらうわけにもいかない。車の定員や荷物の割り振りもあるので、参加したら返って迷惑をかけてしまうことになる。さてどないするべか・・・

 ということで、今がシーズンのキス釣りに行くことにした。これも最近はご無沙汰している。砂浜から投げ釣りで狙うキス釣りは、非常に爽快である。折しも娘が、「ぶっかけうどんにキス天、これって最高やね!」なんていう一丁前の、いかにも通が言いそうなことをほざいていた。というわけで、28日金曜日の夜中に出発、そして土日の早朝にキス釣りをすることに決定した。

今回のキス釣りの舞台



 若い頃から釣りは大好きである。だが最近はどうも釣りそのものよりも、それにまつわる様々な事象をあわせて楽しむようになった。地元の名も無き(?)スーパーに立ち寄り、到着してからの一人宴会のアテを仕込む。やはりその土地に来たからにはその土地のものを求めるのが私の主義である。「出雲のおさしみかまぼこ」「手作りサワラのタタキ」「鳥取名物とうふ竹輪」などを購入して、すべて胃袋に収める。もちろん大量のビールとともに。また倉吉名産の「飲むお酢」も購入した。先日もテレビでやっていたが、酢には絶大なパワーがあるらしく、この酢で今年の夏の猛暑を乗りきるつもりである。また袋にいっぱい入った地元のニンニクがわずか200円。これも購入する。その他に夏野菜を大量に購入して、これらを土産にする。そして帰路では、鳥取の「まねき」という店で「俺の男丼」というカツ丼を食らう。バカでかいが非常に柔らかいカツをこれでもかっ!というぐらいに味わった。

俺の男丼



 さて、本題のキス釣りはというと・・・。とりあえず40匹の釣果である。家族でキス天入りぶっかけうどんを味わうぐらいは確保できた。でもなかなか今年のキスは餌取りがうまかった。きれいなアタリはあるものの、見事に餌だけとられて針だけが返ってくる場面が多々あった。砂浜の貴婦人と呼ばれるキスは、美しく可憐でピチピチしており、むしゃぶりつくように食べても絶品であったが、なかなか手強かった。その中でも特に大きくて美しい体格をしたものは、手におさめる寸前にスルリと立ち去っていった。これは悔しい。釣り落とした魚は大きいというが、思い出の中では日に日に一層大きく美しくなっていく。うーん、残念・・・。
                                                  (2017.07.28-30)




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